現地25日、敵地でニューオリンズ・セインツと対戦した
サンフランシスコ・49ersは、自慢の守備陣が2INTリターンTD、
5サックと持ち味を存分に発揮し、31対21で快勝した。
NFC西地区首位の49ersは8勝2敗1分けとし、この日敗れたシアトル・シーホークスとの
ゲーム差を2.5に拡大。セインツは5勝6敗となり、ワイルドカード争いから後退した。

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　49ersはクォーターバック（QB）コリン・ケイパーニックが
2戦連続の先発。そのケイパーニックの7ヤードTDランで第1Qに先制する。
その後、第2Qにかけて立て続けに2TDを奪われ、
さらに前半残り43秒でケイパーニックがINTを献上してしまうが、
セインツが折り返しの攻撃で空中戦を仕掛けてくると、ラインバッカー（LB）アーマド・ブルックスが
50ヤードINTリターンTDを奪取。いいタイミングで同点に追いつく。

　迎えた第3Qは、最初の攻撃でケイパーニックからランニングバック（RB）フランク・ゴアへの
6ヤードTDパスが決まって勝ち越し。
さらに直後の相手攻撃ではセイフティ（S）ダンテ・ウィトナーの
42ヤードINTリターンTDが飛び出し、リードを14点差に広げる。
すぐにTDを返されるが、第3Q終盤から第4Q中盤まで10分近くボール保持してFGを追加。
その後はFG失敗や反則でTDが取り消しになるなどモタついたものの、
守備陣が要所で3サックを浴びせるなどしてセインツの反撃を食い止め、リードを守り切った。


両チームスタッツ


　49ersは＃７ケイパーニックがパス25回中16回成功、231ヤード、1TD、1INT、
ラン6回27ヤード、1TDで攻撃に貢献。
＃２１ゴアはラン19回83ヤード、レシーブ2回18ヤード、1TDの活躍だった。
守備陣では＃５５ブルックスがINTリターンTDに加え1.5サックの大暴れ。

＃９９LBアルドン・スミスと＃９４ディフェンスエンド（DE）ジャスティン・スミスも
各1.5サックをマークしている。

　セインツはQBドリュー・ブリーズがパス41回中26回成功、3TDも2INT献上。
とくに前半終了間際に喫したINTリターンTDは、リードした場面で自陣44ヤードからの
攻撃と無理をする必要もなかっただけに悔やまれる。
また、最近好調だった地上戦も計59ヤード獲得と機能しなかった。

（画像・動画以外はＮＦＬ ＪＡＰＡＮより引用）